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助け合いの交通サービス「ノッカル」で町内の移動をサポートします。

2025/10/02

助け合いの交通サービス「ノッカル」で町内の移動をサポートします。

賀茂郡東伊豆町

どんな取り組み?

  • 交通の維持が困難な中、運転ができなくても安心して過ごせる街づくりに向けて
  • 令和6年2月の開始から1208名の利用を数える
  • 助け合いの気持ちをカタチにして住民も観光客もあたたかく移動できるコンパクトシティ

取り組みの背景

東伊豆町内では現在、鉄道・路線バスに加え、自主運行バスやタクシーなどの公共交通により、住民の移動がサポートされています。 しかし運行本数や配車台数が少ないこと、高齢化に伴う運転免許返納者の増加が予想される中、高齢者をはじめとする住民の移動手段の確保が課題となっていました。 特に東伊豆地域は半島であるため急な坂が多く、飲食店や商店も港の付近に集中しており、徒歩での移動が他地域よりも難しい土地です。 そこで令和6年2月より公共交通サービス「ノッカルひがしいず」をスタートしました。 「ノッカルひがしいず」は、ご近所さんの自家用車でのお出かけに、ついでに「乗っかる」ことがで きる、助け合いの気持ちをカタチにしたサービスです。 各地区と中⼼街を行き来する住民ドライバーの車に、移動したい乗客が「乗っかる」仕組みで、自分の予定に合わせ、近所の利用者を自分の車に乗せ、目的地まで送迎 します。

取り組みの成果・反響

「ノッカルひがしいず」を始めてから、徐々に利用者は増加し令和7年7月までに1208名の方に利用いただきました。 月間でも100名前後の利用があり、人口10,998名、高齢化率47.3%の東伊豆町では重要な移動サービスとして成長しています。 【取組による変化】 特に高齢者の方にも多くご利用いただき、坂の上に住む方が港周辺の商業施設を利用するなど町内の暮らしやすさに貢献ができているかと感じます。 また「ナイトノッカル」という夜間運行を実証実験で行い、夜間の飲食店の利用向上をあげたいという課題に対してもアプローチを行っています。

未来への想い・伝えたいこと

【今後の展望】 「ナイトノッカル」などを通じて高齢者に限らず運行サービスが町づくりに寄与するようなサービスを拡充するなど、若い方の利用で共助の促進を図っていきたいと思っています。 「ノッカルひがしいず」は、地域の人たちが助け合って交通を支える仕組みです。バスやタクシーが十分に走れないこの地域でも、車を持たない方が安心して楽しく暮らせるまちを目指しています。 皆さまのご寄付が、この取り組みを大きく前に進める力になっています。本当にありがとうございます。 この「ふるさと納税 未来創造AWARD」が皆さまへの感謝を伝えられる場であり、ご興味を持っていただける機会だと思っております。 「東伊豆町」をよろしくお願いいたします。

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