取り組みの背景
本町では「子育てにやさしいまち 利府町」を掲げ、地域、行政、教育・児童福祉施設等が連携し、子育て家庭を支援しています。2022年9月には宮城県内自治体としては初となる「ベビーファースト活動宣言」を行いました。
旧利府町公民館を改修し、児童センターへ転用するにあたり、子育て世帯へアンケートを実施し、「雨天時でも遊べる屋内遊び場を充実して欲しい」と多くの要望を頂き、2024年4月に利府町中央児童センター「ぺあくる」が開館しました。開館に際しては、ふるさと納税を活用し、遊戯室へ利府町の特産品である梨をイメージした屋内大型遊具を整備しました。
取り組みの成果・反響
2024年4月に開館以来、1年間で延べ63,900人が来館されました。児童センター内に屋内大型遊具を設置したことにより、町内はもちろんのこと町外からも大変多くの方々が来館され、利用して頂いています。来館された方々は「天気を気にせず安心して遊べます」「梨の木の中で遊んでるみたい」等、多くの感謝の声を頂きました。なにより、子どもたちが元気いっぱいに遊び、児童センター内は子どもたちのたくさんの笑顔と笑い声で溢れています。中央児童センター「ぺあくる」が開館したことにより、「子育てにやさしいまち 利府町」を今まで以上に町内外へ発信でき、町全体が一層明るく住みやすいまちへとなっております。
未来への想い・伝えたいこと
利府町中央児童センターの愛称「ぺあくる」の由来である「ぺあ」は、利府町の特産品である「梨」と「組」という意味があり、「くる」はサークルの意味である「輪」と「来る」という意味があります。皆で「輪」をつくり、楽しい場所になるようにという意味をこめられています。利府町中央児童センター「ぺあくる」が児童福祉の拠点となり、基本理念である「子どもたちの笑顔があふれる児童センター」になるよう魅力ある環境を作り、「子育てにやさしいまち 利府町」を未来へ繋げていきたいと思います。